【実施報告】「テレマン、グラウプナーのシャリュモー室内楽~不遇の楽曲、その至宝の響き」

去る2021年12月11日、代官山教会にて、「テレマン、グラウプナーのシャリュモー室内楽~不遇の楽曲、その至宝の響き」と題して、シャリュモーの入った室内楽の演奏会を実施いたしました。

これまで古典期のクラリネット研究を中心に進めてきましたが、新たな研究分野としてシャリュモーコンソートがあります。

シャリュモーはクラリネットの前身といわれる楽器で、17世紀頃のバロック時代に作品が残されています。

ソプラノ、アルト、テノール、バス、といった楽器があり、それらが一緒に演奏する「コンソート」作品も多く存在します。

コロナ禍に入って、この分野の巨匠であり、オランダ留学時代の師匠であるE.ホープリッチ先生に復元していただき、演奏会が実現しました。

ダイジェスト版をご覧ください!


演奏会で演奏した曲目:

C.グラウプナー:3本のシャリュモーのための序曲 ハ長調 GWV401、G.P.テレマン:2本のシャリュモーのためのカリヨン TWV40:109、C.グラウプナー:ファゴット(チェロ)、シャリュモー、チェンバロのためのトリオ GWV209、G.P.テレマン:4人の演奏者のためのソナタ TWV43:F2、G.P.テレマン:2本のシャリュモーと通奏低音のための序曲 TWV44:6

出演:シャリュモー/木原亜土、戸田竜太郎、満江菜穂子、チェロ/島根朋史、チェンバロ/重岡麻衣

主催:MITSUEピリオドクラリネット研究会

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